「節目記念し初コラボ」

岩波酒造×山辺ワイナリー。限定セット販売。

今年が創業150周年の岩波酒造(松本市里山辺)と、同じく20周年の山辺ワイナリー(同市入山辺)は、節目を記念した初のコラボ商品「20th 150th アニバーサリーコラボセット」を4月初旬から300セット限定で販売する。 (藤原麻里子)

オリジナルデザインの箱に、今回のために醸造した日本酒と白ワイン(各360ml)が一本ずつ入ったセットは2090円。日本酒は磨き上げた米とこうじ、水のみで作る岩波初の純米大吟醸。火入れ後に一年間冷温貯蔵し、まろやかでキレがあり軽快な香りが特長だ。ワインは山辺産ブドウのピュアな果実味と香りが爽やかに感じられる「シャルドネ イノセント&ニュートラル」。

共に山辺で酒造りに励む岩波酒造杜氏の佐田直久さん(56)と山辺ワイナリーの遠藤雅之工場長 (47)は、たまたま新潟市の同じ中学校出身ということが分かり意気投合。岩波酒造が創業した明治初期は、山辺の地で本格的にブドウ栽培が始まった時期でもあり「時代や場所を超えた縁があるように感じた」と佐田さん。「料理に合わせて、山辺ならではの味をぜひ楽しんでほしい」としている。

岩波酒造や県内酒販店で取り扱う。4月2日午前9時半から、山辺ワイナリーで販売会 (30セット限定)。問い合わせは岩波酒造 電話25-1300。

引用:『MGプレス』(2022年3月28日 号) 2頁