麹を変えた。
令和01醸造年度、岩波酒造は色々と変革をしております。昨年まで、岩波の酒は「飲み飽きしない酒」という謳い文句で営業を続けてきましたが、今後は「ウマミとキレが調和する酒」というコンセプトを一貫して持ち、醸し、製品化し、販売していくという目標を持ちました。
で、それに基づく改革の一つが、以前ブログでお見せしたような、少量仕込みのタンクの導入です。そして、特に麹についてこだわって変化させました。
「ウマミとキレが調和する酒」を実現すべく、種麹の再選定、洗米の見直し、蒸し方の見直し、麹室での温度/湿度の見直し等々を行なっており、かつこれらを実現すべく、杜氏・蔵人の皆さんが一から勉強をし直したりもしております。
良い方向へと着地できるといいなぁ、ではなく着地できる確信があります。R01BYの岩波のお酒にご期待ください。