新酒鑑評会の講評をいただきました。

以前のエントリーでも書きました通り、岩波酒造は令和酒造1年度の新酒鑑評会に入賞しました!本日、その細かい内容を書いた講評をいただきました。

 杜氏も蔵元も大喜びの結果で、「ウマミとキレの調和する酒造り」を目指し、諸々の限られた条件の下、意思を持って行なった蔵の変革が結果として生じていることを実感しております。 そしてこれは、大吟醸酒のみならず同じ強い思いとコンセプトを持ち醸した、あれこれなどの他の市販酒たちが目指した方向性は間違っていなかったという一つの科学的証左であります。自信が湧いてきます。

 佐田杜氏曰く、昨年度の造りからの変更点として、麹造の工程等で色々やってみたことがあるそうです。側で見ていた私林も、蔵元からの要求のプレッシャーに対して鬼神のような集中力と気迫で酒造りをし応える佐田杜氏の苦労が、一つ報われたことに非常に喜びを覚えております。

 新しい市場へきちんと急激に変化せねばならない状況下、強い思いを抱きながら、岩波酒造はこれからも良い方向へときちんと変わり続けてまいります。